11/3産経新聞掲載記事より
準決勝春高バレーの愛称で親しまれる第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会の県代表を決める予選大会は2日、明石中央体育館など男女ともに準々決勝と準決勝が行われた。
男子は17年連続出場を狙う市尼崎と県高校総体3位の姫路工、
女子は県高校総体優勝の日ノ本学園と連続出場を目指す兵庫大須磨ノ浦がそれぞれ決勝を決めた。
決勝は8日、男子は正午、女子は午後2時から、いずれもグリーンアリーナ神戸で行われる。
兵庫大須磨ノ浦 粘り強い守備
日ノ本学園サーブで流れ作る
兵庫大須磨ノ浦は、準決勝で昨年の決勝の相手、氷上と対戦。互いに1セットずつ取る白熱した展開となったが、第3セットで相手のスパイクを粘り強く拾い、攻撃につなげて試合を制した。山本藍稀主将は「最後までつなぐバレーができた。決勝はサーブで攻め、ブロックをしっかり決めて速い攻撃に対抗したい」と話した。
今大会1セットも落とさずに勝ち進んできた日ノ本学園は、準決勝の神戸野田戦でも力を見せつけた。強いサーブで流れを作り、速攻やフェイントなど多彩な攻撃でストレート勝ち。薮木真由主将は決勝に向け「コンビネーション攻撃をしっかりとしたい。思い切り楽しんで試合をする」と意気込んだ。
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